
Mac OS X LionにAndroidアプリの開発環境を構築する手順です。
目次
環境
Mac OS X Lion 10.7.3
1.JDKのインストール
まずはJDK(Java Development Kit)のインストールから、といきたいところですが、Lionは既にJDKを内蔵しています。以下のコマンドでバージョンを確認してみましょう。
$ javac -version
javac 1.6.0_29
2.Android SDKのインストール
Android Developersサイトの「Download the Android SDK」ページへアクセスします。
Mac OS X (intel)のSDKをダウンロードします。

解凍して適当なディレクトリに配置します。
例)
/Developer/android-sdk-macosx
2.Eclipseのインストールと設定
2-1.Eclipseのインストール
Eclipseサイトの「Eclipse Downloads」ページにアクセスします。「Eclipse IDE for Java Developers Mac OS X 64 Bit」をダウンロードします。

解凍して適当なディレクトリに配置します。
例)
/Applications/eclipse
2-2.ADTのインストール
EclipseのAndroid開発用プラグインADT(Android Development Tools)をインストールします。Eclipseを起動します。
ワークスペースを適当に指定します。

Eclipseメニューから[Help] > [Install New Software]を選択します。

Installダイアログが表示されるので、「Work with」に以下のURLを入力して「Add」ボタンをクリックします。
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

Add Repositoryダイアログが表示されるので、「Name」を適当に入力(例では「ADT」としています)してOKボタンをクリックします。

※「Location」にURLが入力されていない場合は、「Work with」と同じURLを入力してください。
Installダイアログに戻ったら、画面に「Developer Tools」が追加されていることを確認します。

※Developer Toolsが表示されるまでは少し時間がかかります。
「Developer Tools」にチェックを入れ、画面下部の「Next」ボタンをクリックします。

インストールする項目を確認して「Next」ボタンをクリックします。

ライセンス条項を確認して「I accept・・・」を選択、「Finish」ボタンをクリックします。

インストールが開始されます。途中でSecurity Warningダイアログが表示されますが、「OK」をクリックします。

Eclipseを再起動します。

2-3.SDK Locationの設定
Eclipseメニューより[環境設定]を開きます。左側の一覧からAndroidを選択、「SDK Location」に「2.Android SDKのインストール」でインストールしたSDKまでのパスを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
2-4.APIのインストール
Eclipseのツールバーにある「Android SDK Manager」ボタンをクリックしてAndroid SDK Managerを開きます。
Toolsと必要なバージョンのAndroidパッケージを選択して、「Install」ボタンをクリックします。

イントールが完了したらダイアログを閉じます。
4.Android仮想デバイスの作成
Eclipseのツールバーにある「Android Virtual Device Manager」ボタンをクリックしてAndroid Virtual Device Managerを開きます。
「New」ボタンをクリックします。

「Name」の入力と「Target」を選択して、「Create AVD」ボタンをクリックします。

Android Virtual Device Managerの一覧に追加されていることを確認します。
